日本個人心理学会 第1回 研修会

●アンケート結果

参加者総数 41   回答総数 34
●Q:研修会の開催時期はいかがですか?
●A:適当である 32(94.1%)違う時期が良い 2(5.8%)
●Q:いつ頃? ●A:10月頃、夏休み中(8月) もっと開催してほしい
●Q:研修会の長さはいかがでしたか?
●A:適当だった 26(76.4%) 短かった 8(23.5%) 長かった 0

・もっと充実した内容で実践例を学びたいと思います。
・短く感じた。
・1日の研修で良い。
・13:15スタートで良いかと。
●Q:内容はいかがでしたか?
●A:参考になった 33(97.0%)どちらともいえない 1(2.9%) 参考にならなかった 0
●Q:この研修は役に立つものでしたか?
●A:役に立つ 33(97.0%) どちらともいえない 1(2.9%) 役に立たない 0
●感想がありましたらお書きください
●今日はありがとうございました。学校現場では、日々いろんなことが起きて、保護者や子供へのフォローやアドバイス等、即時的に、急に必要になることが多く、私自身その対応力が足りないと思って、今日の研修会に参加させていただきました。あらたな視点、発見がたくさんありました。今後の指導等に活かしたいと思います。
●大変良い研修でした。ありがとうございました。
●札幌から来ました。来てよかったと思う研修でした。ありがとうございました。
●もっといろいろ学びたいです。
●今回のように13:30スタートぐらいが地方住みには助かります。資料について、ところどころに説明があったので、わかりやすく、理解が広がりました。
●講義的な内容を減らして、(臨床)事例共有や事例研究(ロールプレイを含む)を増やしていただけるとありがたいです。
●ロールプレイについては、進め方をもう少し明確にしていただけると、やりやすいと思います。(今回は二人目はどこからやればいいかが、コンサルタントとコンサルティでずれてしまいました。
●絶対的な正解よりも、カウンセラー側のスタンス、大切にすべき考え方、捉え方のポイントを学ぶことができ、私自身が癒されました。ありがとうございました。
●ロールプレイの時間が短く感じられました。とても充実した体験だったと思います。機会があれば、丸々ロールプレイやグループワーク等もお願いします。
●今回のように演習を入れていただけると、より分かりやすい。
●心理学あるいはカウンセリングの基本的知識や要件が共有されていない可能性が高そうなため、難しさがあるかなと思いました。
●ロールプレイの時間がもう少し長いと良かったと思います。グループ内でのシェアも3分では全員が発言できませんでした。浅井先生のご担当のアドラー心理学の実践思想大変参考になりました。
●コンサルテーションは初めての体験でした。実践していきたいと思います。今日はありがとうございました。
●コンサルテーションの構造は基本的にはカウンセリングの構造と変わらない。アドラーの対応は、SFAの対応とよく似ている。
●今回は基本的な演習だったため、「型」を意識していたが、「型」を脱皮した後に「自分のものになる」とうところまで実感できる研修も必要。
●日々の自分の活動を整理し、言語化していただいたように思え、大変参考になりました。後進の育成にも役立てたいと思います。
●ロールプレイでもう少し時間がほしかったです。
●アドレリアンコンサルの5段階はとても役立ちそうです。現場理解と共に、コンサルタントとしてのコンサル・プロセスを明確に知ることができました。
●充実した研修内容でした。ロールプレイの時間が短いとなっていましたが、長いとだれるので、ちょうど良い時間配分だったと思います。
●自分はまだ現場に出ていないのですが、将来に向けての良い勉強になりました。とても分かりやすかったです。ありがとうございました!
●カウンセリングのロールプレイは時々やっていましたが、コンサルテーションのロールプレイは新鮮でした。
●これから現場に出たら、自分もコンサルテーションする立場になるのだなと、ロールプレイのリアリティのある空気を感じながら考える時間になりました。
●ロールプレイは大変ためになりました。講義も勉強になりました。どうもありがとうございます。事務局の皆様大変お疲れ様でした。
●ロールプレイでリソースに向けるということがとても勉強になりました。コンサルテーションによる支援について理解が深まりました。
●とても分かりやすかったです。参考になりました。とてもタイムリーな内容でした。組織のリーダー研修でも使えると思いました。
●これからの会の発展を祈っております。
●これまで、アドラー心理学を学んできて、カウンセリングやコーチングのような枠組みで語られる場面を多く見てきましたが、今回ほぼ初めてコンサルテーションという面から詳しい話、ワークショップに触れられてとても有意義でした。ありがとうございました。
●Q:今後の研修内容の希望、本学会への期待がありましたら、ご自由にお書きください
●学校教員を対象に、対保護者、対子どもたちに対する研修があってもよいかと思います。そのくらい現場に必要なスキルだと思いました。ありがとうございました。
●コンサルテーションは日常とても必要で自分が取り組んでいることだとわかりました。とても有意義でした。ありがとうございました。入会資格がないのは残念だと思いますが、機会を見つけてまた研修したいと思います。
●アドラー心理学の活用の実際、仕方の研修
●入門者向けの研修か学校教職員向けのものがあるとありがたいです。
●学部生でも参加できるような金額になればなおよいと思います。
●ありがとうございます。(2人)
●次回も楽しみにしています。
●定期的な研修会開催を望みます。
●アドラー心理学の基本を改めて学ぶことや、現場で活躍しているアドレリアンの方から事例を提供してもらえたらありがたいです。
●学会としての勇気づけや共同体感覚の定義づけなどがあるとよいと思います(難しいでしょうが)。
●いろいろ楽しみにしています。

◆参加者の方へ 当日のご案内


●日時:2019年11月9日(土)13:30~16:30

※受付 13:00~

 

【注】14:00以降は閉門します。 万が一遅れていらっしゃる場合は、通用口にお周りいただき、 インターホンから守衛さんに鈴木先生を呼んでもらうようお願いしてください。

 

●会場:東洋学園大学 1号館2階フェニックスホール

アクセス >>(〒113-0033 東京都文京区本郷1-26-3)

 

・JR総武線「水道橋」駅(東口)から徒歩7分

・都営三田線「水道橋」駅(A6出口)から徒歩3分

・東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅(改札を出て左)徒歩4分

・都営大江戸線「本郷三丁目」駅(改札を出て右)徒歩6分

・東京メトロ丸ノ内線/南北線「後楽園」駅(1~3番出口)から徒歩7分

 

●書籍販売・・・ 「学校コンサルテーションのすすめ方」を著者割引価格で販売いたします。 限定数のご用意となりますがこの機会にお買い求めいただけましたら幸いです。

 

みなさまにお会いできることを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。 


日本個人心理学会 第1回 研修会 概要

「アドラー心理学にもとづくコンサルテーションの理論と実践」

●講 師:箕口 雅博 先生(立教大学)、浅井 健史 先生(明治大学)

 

●日 時:2019年11月9日(土)13:30~16:30

 

●会 場:東洋学園大学 1号館2階フェニックスホール

     住所:〒113-0033 東京都文京区本郷1-26-3

 

●受講料:

・会 員 (事前振込)4,000円 /(当日)5,000円 

・非会員 (事前振込)5,000円 /(当日)6,000円

・学 生 (事前振込)2,000円 /(当日)3,000円

◆内容


 コンサルテーションとは、カウンセラー(コンサルタント)がクライエントを取り巻く重要な人物(コンサルティ)と協議や助言をしながら、間接的にクライエントを支援する方法です。コンサルテーションはクライエントが生きやすい社会環境を創り出す、臨床心理学的地域援助の主要な方法であり、カウンセラーにはその理論とスキルを習得することが求められます。

 

 アドラー心理学は長年にわたり、学校現場で教師や親を支援するコンサルテーションを発展させてきました。私たちはアドラー心理学とコミュニティ心理学を学び、両者の統合を目指す立場から、アドラー心理学にもとづくコンサルテーションに関心を持っています。そして5月には、「学校コンサルテーションのすすめ方-アドラー心理学にもとづく子ども・親・教職員のための支援(ドン・ディクマイヤー・ジュニア、ジョン・カールソン、レベッカ・ミシェル(共著) 遠見書房)」という書籍を翻訳出版させていただきました。

 

 本研修では、アメリカで発展したアドレリアン・コンサルテーションに、私たちが臨床実践や研究を通して工夫した部分を加えて、アドラー心理学にもとづくコンサルテーションの発想と具体的な支援方法を学びます。

◆研修の流れ


・コンサルテーションとは何か?

・アドレリアン・コンサルテーションの理論と思想

・アドレリアン・コンサルテーションの実践モデル

・ロールプレイによるコンサルテーション実習

◆講師略歴


箕口雅博 先生(みぐち・まさひろ)

 

立教大学名誉教授,元同大現代心理学部/現代心理学研究科教授,

IP心理教育研究所・代表,

臨床心理士,

慶應義塾大学社会学研究科教育心理学専攻修士課程修了。

 

◇専攻:コミュニティ心理学,臨床アドラー心理学,多文化間心理学。

 

◇主な著書:『コミュニティ・アプローチの実践―連携と協働とアドラー心理学』[編著](遠見書房),『改訂版 臨床心理地域援助特論』[編著](放送大学教育振興会),『よくわかるコミュニティ心理学』[共編](ミネルヴァ書房),『コミュニティ心理学ハンドブック』[共著](東京大学出版会),『臨床心理学的地域援助の展開―コミュニティ心理学の実践と今日的課題』[共著](培風館),『臨床・コミュニティ心理学―臨床心理学的地域援助の基礎知識』[共編](ミネルヴァ書房),『ワードマップ・コミュニティ心理学』[共著](新曜社)など。

浅井健史 先生(あさい・たけし)

 

明治大学文学部心理社会学科 兼任講師,

国際交流基金日本語国際センター カウンセラー,

臨床心理士,

専修大学文学研究科心理学専攻博士後期課程 単位取得退学。

 

◇専攻:アドラー心理学,コミュニティ心理学,グループアプローチ。

 

◇主な著書:『思春期・青年期支援のためのアドラー心理学入門』[共著](アルテ),『コミュニティ・アプローチの実践-連携と協働とアドラー心理学』[共著](遠見書房),『よくわかるコミュニティ心理学』[共著](ミネルヴァ書房),『ワードマップ・コミュニティ心理学』[共著](新曜社),『ありがとう療法-総合編』[共著](愛育社),『新臨床心理学』[共著](八千代出版)など。

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チラシ
研修会2019-11.pdf
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