テーマ:アドラー心理臨床の実践「私はこのようにやっています」
話題提供者:佐々木 誠さん(岩手大学)
司会:八巻 秀(駒澤大学・SYプラクティス)
参加者:33名
第10回の会員の集いは、10月9日(日)10時〜12時に、オンラインで開催されました。参加者は33名でした。
「アドラー心理臨床の実践〜私はこうやっている」と題して、岩手大学の佐々木誠先生に話題提供していただきました。
一つの事例を最初から最後まで描くのではなく、「ビネット」という事例の一場面を描くという形式で、4つのビネットを通して、佐々木先生のアドラー心理臨床実践を提示していただきました。
佐々木先生と司会者との対話や、チャットによる質疑応答などで、参加者の学びがより広がったのではないかと思います。
以下にお二人の参加者からの感想をお示しします。
(岡山県 高田 様)
(熊本県 山口 様)
高田様、山口様、感想をありがとうございました。
なお、次回の会員の集いは、2023年1月15日(日)10時~12時にオンラインで開催します。来年3月に開催される個人心理学会第3回大会の大会長の深沢孝之先生(心理臨床オフィス・ルーエ)にお話ししていただく予定です。
今回の会員の集いは、会員の岩手大学の佐々木誠さんに「事例を使って話題提供」していただきながら、「アドラー心理学を心理臨床実践にどう活かすか」ということについて、参加者の皆さんと対話できればと企画してみました。
もともとアドラーは精神科医であり、その診療の腕前は、ウィーンでも評判になるほどであったと言われていました。そのような臨床実践から生まれてきた心理学ですから、現代においてもアドラー心理学による心理臨床実践についての検討を続けることは必要不可欠だと思います。
この会員の集いはご存じの通りオンラインで開催していますので、事例をそのまま提示するのは難しいでしょう。そこで今回は「事例の一場面(ビネット)」をいくつか提示していただきながら、アドラー心理学による臨床実践について検討してみたいと思います。臨床実践やそこから得られる知見に興味関心のある会員の皆さん、どうぞ奮ってご参加ください。
日時:2022年10月9日(日)10時〜12時
オンライン(Zoom)による開催
参加費:無料
日本個人心理学会の会員であれば、どなたでも参加できます。ただし年会費納入済であることが条件となります。
参加を希望される方は、学会事務局までメールで参加の申し込み(氏名・会員番号を記載のこと)をお願いします。折り返し、当日のURLなどについてご案内を差し上げます。